最近よく話題になっているVOD(ビデオ・オン・デマンド)
「聞いたことあるけど、いまいちどんなサービスかわからない」という方も多いんではないでしょうか?
この記事ではVODとは一体どういう仕組みで、どんなことができるのか詳しく解説しています。
目次
VODとは好きな時に見れる映像コンテンツ
VODとは一言で表すと『いつでも見れる映像コンテンツ』のことです。
ビデオ・オン・デマンド (Video On Demand) とは、視聴者が観たい時に様々な映像コンテンツを視聴することができるサービスである。略称「VOD」。別名「電子レンタルビデオ」。
出典:Wikipedia
一般的なテレビ放送とは違い、インターネットへの接続が必要になります。
2000年代前半ではパソコンがなければVODを視聴することが出来ませんでした。
しかし現在ではネット対応テレビやスマートフォンの普及により、気軽にVODを楽しめるになりました。
VODの特徴まとめ
- 好きな時に視聴可能
- インターネットの接続が必須
- PC、テレビ、スマホ、タブレットに対応
VODのサービス形態は大きく分けて3つ
最近ではVOD=定額制サービスというイメージが強くなっていますが、実は大きく分けて3つに分類されます。
AVOD | 無料(広告あり) |
SVOD | 定額料金 |
PPV | 購入orレンタル |
AVOD(無料)
YouTube TVer GYAO!
企業が広告料を支払うことにより成り立っているのがAVODです。
視聴者は無料で動画を見ることができますが、動画が始まる前や途中に広告が入ったりします。
SVOD(定額料金)
Hulu Netflix
ここ数年で話題になっているのが定額制のSVODです。
一定料金を支払うことで、様々なジャンルの作品を見放題で楽しむことができます。
PPV(購入orレンタル)
Google Play iTunes
PPVとは映画・ドラマ・アニメなどを購入orレンタルできるサービスのことです。
レンタルの場合は視聴期限があり、基本的に再生開始から48時間を過ぎると視聴できなくなります。
Amazonプライムビデオ、dTV、U-NEXTなどは、基本は定額制で新作映画や一部の作品のみ課金が必要なSVOD(定額制)+PPV(課金)にあたります。
【VODの市場規模】どれくらいの人が利用しているのか?
VODの利用者数は年々増えているようで、2018年度では市場規模が2,211億円。
日本人の約20%が利用していて、利用者は20代~40代が特に多いようです。
特に定額制サービスは人気が高く、全体の7割以上を占めています。
サービスの種類 | シェア率 |
SVOD(定額制) | 76.0% |
PPV(レンタル) | 13.5% |
PPV(購入) | 10.6% |
参考資料:prtimes
特にここ数年でVODサービスは急成長しています。
大手の「Hulu」「Netflix」「Amazonプライムビデオ」などは、オリジナル作品を増やしたり、独占放送をウリにしたりと競争も激しいです。
VODのメリットや楽しみ方を紹介
定額見放題で様々なジャンルの作品を見ることができる
VODの大きな魅力と言えば定額見放題。
1つのサービスに加入するだけで様々なジャンルの作品を見れるようになっています。
※下記の作品数は2019年11月時点での調査結果になります。
Huluのジャンル別作品数 (Huluは月額1,026円) |
|
洋画 | 360作品 |
邦画 | 1011作品 |
海外ドラマ | 216作品 |
国内ドラマ | 545作品 |
アニメ(映画含む) | 821作品 |
バラエティ | 187作品 |
※すべての動画本数は6,0000万本以上 |
このように邦画、洋画、海外ドラマ、アニメ、バラエティなど多数のジャンルを飽きることなく見ることができます。
例えば自分がそれほど興味がなかったジャンルでも、”試しに見たらめちゃくちゃハマってしまった”なんて場合も。
最近の定額見放題はとにかく作品数が多いので、動画をたくさん見たい方はDVDをレンタルするよりも圧倒的にコスパがいいです。
スマホ・パソコンはもちろんのことテレビでも見れる
基本的な視聴方法はスマホ、タブレット、パソコンの3つですが、
人気のVODサービスである『Hulu、Amazonプライムビデオ、Netflix、U-NEXT』などはテレビに繋いで大画面で見ることも可能です。
1人加入すれば家族全員で楽しめる
家族の誰か1人が加入すれば、家族全員で動画を楽しむことも可能です。
家族間であれば1つのアカウントを使いまわすことができるので、家族数人で利用すればさらにお得になります。
無料期間でお試しすることができる
ほぼ全てのサービスにお金をかけずに体験できる『無料お試し期間』がついています。
※お試し期間は各サービスにより異なります(2週間や1ヶ月など)
無料お試し期間とは? |
|
|
『自分にあわなかった』『見たい作品がない』といった場合でも、お試し期間中に解約すれば一切お金はかからないので安心して利用することができます。
更新は月単位でいつでも解約できる
VODサービスは何ヵ月契約というものではなく、月単位での自動更新になります。
また、携帯電話のように解約時の違約金なども必要無いので、いつでも安心して解約することができます。
VODのデメリットや欠点を紹介
メリットが盛りだくさんのVODですが、もちろんデメリットがないわけではありません。
毎月の固定費用がかかってしまう
VODサービスの料金は平均すると月額1,000円前後です。
1~2ヶ月では大したことありませんが、長期的に利用する場合はそれなりにお金がかかってしまいます。
とはいえ、1日1作品または1話みるだけでもじゅうぶん元は取れます。
月額1,000円程で何百、何千もの作品を見れることを考えると安いことはたしかです。
通信量(ギガ)をたくさん使う
VODを楽しむにはインターネットへの接続が必要です。
動画はwebサイトを閲覧するよりはるかに通信量がかかるので、特に制限付きのWi-Fiやデータ通信を利用している場合は注意が必要です。
全てを網羅した完璧なVODは存在しない
どの作品でも必ず見れるようなVODは残念ながらありません。
例えば見たい動画があっても
「Huluでは見れるのにNetflixには無い」
「Netflixでは見れるのにHuluには無い」
いったように、各サービスによって見れる作品・見れない作品がたくさんあります。
ですので、初めてVODを利用する方は「どれを選べばいいかわからない。。」と迷ってしまうことも多いです。
まとめ
VODは年々利用者が増えているので、今後はさらに盛り上がりを見せそうです。
実際に私も『Amazonプライムビデオ』と『U-NEXT』に加入していますが、たくさんの作品を好きな時に見れるので毎日の楽しみが増えました。
暇なときや寝る前のひと時を楽しい時間に変えられるのがVODの最大の魅力です。
どのサービスもお試し期間が付いているので、すこしでも気になった場合はとりあえず無料体験してみるのがおすすめです。
損をしないVODの選び方!絶対にチェックしたい4つのポイントを解説
コメントを残す